ベースも完成(May 22,'01)

 グンゼの「ディオラマベース(小)」の周囲にマスキングテープを貼って地面にポリパテを塗りたくった。フィギュア固定用の支柱が入る穴には爪楊枝を差し込んでおく。このシリーズのベースは高級品らしく全体がラッピングされているが、これはマスキングに都合がいいので周囲の部分は最後まで剥がさないでおく。

 密林の遭遇という設定なのでベースはジャングルにしたい。ホームセンターのペットコーナーに行き魚用の水草の使えそうなものを買い込んできた。ポリ製と布製があるが、布製の方がリアルなもののちょっと大きすぎるようだ。ポリ製の方はバーリンデンからも"Jungle Plants"というのが出ていたが、それとたいして変わりがないし、何より値段が安いので大量に買い込めるのがいい。

 地面を塗装してフィギュアと植物を配置してみた。フィギュアの距離が接近しているので、足の踏み場がない程植物が植わっていれば説得力があるかと思い腰の高さくらいの草を全面に植えてみた。確かに密林ぽくなったがフィギュアを見せるベースとしては?な感じだ。肝心のフィギュアが見えにくくなってしまっては本末転倒で意味がない。背後には高さを稼ぐ「バーリンデンの木」を植えた。広葉樹より椰子の方がいいんだけど高いので。

 背の高い草は背後に植え直し、手前には背の低い草や花を植えた。南方には行ったことがないが、東北の家の庭でさえ夏には土の部分に雑草がびっしり生えるので、土がほとんど隠れるように様々な植物を田植えした。同じ種類が集まらない方が自然かと考えたが、実際の植生のことは詳しく知らないので専門家が見たら不自然なのかもしれない。ポリ製の草はテカテカでそのままではオモチャなのでエナメルのグリーン系を吹いた。

 フィギュアを配置し足元を中心にパステルで汚した。最後に地面と足元に薄めたフラッとアースを吹き、タイトルラベルを貼って完成とした。オーストラリア兵に勝ち目があるとすれば、銃剣なんか抜かずに飛びかかるしかないと思うが・・・。

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