塗装開始(Apr 23,'99)

 機体の塗装に入る前にキャノピーのマスキングをしなければならない。平面の場合はセロテープを使っているが、曲面が多いのでグンゼのマスキングゾルを使う。全体に薄すぎず枠が透けて見える程度に塗り、カッターで枠の部分に切り身を入れ、枠の部分を除去する。このキットは枠のモールドがやや甘いので苦労した。

 機体の塗装後にキャノピー内側が透けて見えてしまうので、まず機体内部色を吹き付ける。コクピット内にティッシュを詰め込んで塗装したが、周囲に付いた余分な塗料はマスキングするのが面倒なので塗装後にシンナーで拭き取った。

 全体にタミヤのサフェーサーを吹き、この時点で消えていないジョイントラインや消えてしまったスジ彫り、細かい傷などをチェック、修正しておく。

 今回は機体色の塗装を塗膜の弱いエナメル系塗料で行い、日本機に特有な劣悪な塗料による塗膜の剥げを表現できないかと考えていた。一度塗ったものを剥がすことになるので、下地にグンゼMr.カラーのクロームシルバーのスプレー缶を全体に吹き付ける。

 味方識別帯も塗装するのでキットのデカールのコピーを取り、マスキングテープをを貼り付け切り出す。

 識別帯はタミヤエナメルのオレンジにイエローを混ぜて混色したものをエアブラシで吹き付けた。完全乾燥後に切り出したマスキングテープを貼り付け、やはり周囲の余分の部分をシンナーで拭き取る。この時あまり力を入れると下地まで剥げてしまうことがあるので、筆でシンナーを塗るくらいのつもりでやった方がいい(実際に一部剥げかけたのでシルバーを吹き直したりして(^^;)。

 日の丸もエナメルのレッドを吹き付けるが、マスキングテープの切り出しにはサークルカッターを使う。これは市販の鉛筆用コンパスの鉛筆ホルダーにタミヤのデザインナイフをかませた簡単なものだが、半径をネジで固定できるタイプがいい。径の測定は微妙なので適当な紙を試しに切り出し、デカールに合わせてみてピッタリの時にネジを固定して本番のテープを切り出す。

 レッドは拭き取りが面倒だしシルバー吹き直しはいやなのでマスキングテープは日の丸部分と周囲を両方使うことにする。主フロートの帯と日の丸の周囲をマスキングしてレッドを吹き付ける。

 乾燥後にレッドの部分にマスキングする。胴体の日の丸は白縁があるのでホワイトを吹き付け、白縁を含めた大きい円形テープを貼って周囲を拭き取る。羽布張りの動翼の部分もクロームシルバーを拭き取っておく。

 タミヤエナメルの明灰白色、次いで濃緑色をフリーハンドでエアブラシし、マスキングテープを剥がす。完璧な艶消しになってしまったが、最終的には半艶消しのトップコートを掛けることになる。その時までキャノピーのマスキングを剥がすのは我慢。





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