ベースも完成(Sep 26,'99)

 ベースの枠は安易に市販の額縁を使った(^^ゞ。主フロート底から出してあるリード線を底板から出し、枠に埋め込んだスイッチと単5電池ボックスに配線した。

 水の素材は東京帰省時に発見したイメージモデリングクリーチャーズというメーカーの「スーパース・ケ・ス・ケー」といういい名前のものを使うことにした。1セット500gなので2セット購入しておいた。本当は数ヶ月前から信越シリコンのKE-108を八戸の模型店で注文してあるのだが未だに入荷の目途が立っていない。東京の行きつけの模型店を回っても在庫していないので、ひょっとしたら発売中止かと諦めていたが、帰ってから八戸のS脇店長に聞いたらT急ハンズにあるんだそうだ(>_<)。まあ失敗してもやり直しはできるので「スーパース・ケ・ス・ケー」を使ってみる。

 水しぶきの作成法は金子辰也氏にメールで教えていただいた方法で、タミヤニュースVol.255に掲載された同氏のピバーの記事を参考にした(どうもありがとうございましたm(_ _)m)。まず油粘土1kgを用意し(厳密には比重が違うけど)、ベースに盛りつけ、実機の滑走写真を参考にしながら強風をめり込ませて主フロートが入る溝を作った。あとは水面に波を付け、機体後方にできた水面の窪みと水しぶきをそれらしくイメージして作成した。水上機やEボートの写真はたくさん見たが、立体的にどうなっているかは結局わからなかったので、あくまでも想像の産物です(^^;。ダークイエローの部分は緑のお子様用粘土が足りなくなってしまったので、型取り専用のもので付け足したが、これが大失敗であった。

 原型ができたので型取りの準備をする。外枠を外して周囲をボール紙で囲い、シリコンが漏れないようにガムテープでしっかり目張りした。

 型取りはいつも使っているバイエルのRTV-2Kを念のため2缶準備していた。ところが原型に高さがあるため2缶全部使っても頂上部が埋まらない!。不要なシリコンブロックや石膏も準備していないし、夜中なので不足分を買いに行く訳にもいかず、その辺にある空気袋の緩衝材やらシリコンの硬化剤の空き瓶まで充填し、頂上部が埋まるように外箱を傾け、素手で押しつけながら硬化を待った。暑い時期なので2時間ほどで流動性がなくなったが、悲惨な戦いであった(^◇^;)。

 翌日完全に硬化した型から油粘土を取り除いた。緑の粘土は色も区別し易いし比較的簡単に剥がれたが、あとから追加した高級粘土が引っ掻いても洗ってもどうしても取り切れない。一番深いところに使用してしまったし、あまり追求して型を壊すのもいやなので妥協した。一カ所穴が開いた部分があるが、エポキシ接着剤とシリコンの破片を充填して塞いだ。

 いよいよ本番の「スーパース・ケ・ス・ケー」注型に入る。説明書によると配合比は主剤:硬化剤:促進剤=100:1〜10:0.5で、大量使用時は硬化剤を5%以内にするよう書いてあるので、主剤を1000g全部、硬化剤を50g1本、促進剤は適当でいいらしいので5cc混合した。可使時間が約5〜10分と書いてあるので10分以内に撹拌注型を終わらなければと思い急いで作業したが、硬化剤が少な目なので結局硬化には24時間以上かかった。水しぶきの頂上に当たる奥まった所には気泡ができないように注射器を使って注入した。硬化に時間がかかるので気泡を出す時間は充分にあったが、型取りシリコンをケチったので型が水平にならず塗料皿を段階的に下に置いて悪戦苦闘した。それにしてもこの「スーパース・ケ・ス・ケー」、青虫を潰したような悪臭が部屋中というならまだしも家中に拡がるので、家族から大顰蹙だった。屋外かガレージで作業した方がいいかもしれないが、そうすると異臭騒ぎでK察に通報されたりして(^^;。

 48時間経過してから硬化した水面を型から外した。一部ベトつきがあるが、撹拌が不十分だったのかもしれない。可使時間が約5〜10分の「可使」という言葉に惑わされて作業を急ぎ過ぎたようだ。しばらく放置しておいたらベトつきはなくなった。それよりも除去作業で妥協したため高級粘土がこべり付いてしまっている。まあ、白く塗る水しぶきの部分だから致命傷ではないが、水面の方だったら泣いちゃったでせう(^_^;。

 水面ベースの裏側からグリーン系の色をまだらに吹いて機体を固定して完成!。水しぶきは透明な部分も残すようにホワイトで塗装した。ネームプレートはまだ作っていないが、電源スイッチが隠れるようにしたい。本当は南方のコバルトブルーの海も魅力的だが、強風の所属する大津海軍航空隊は琵琶湖が本拠地らしいので、今回は汚いグリーンにした。水面の型はまた使えるので、いつか二式水戦を作った時にでも(^_^)v。

作品集





ご意見、ご希望、苦情、ファンレター等はメール掲示板