組み立て終了(May 31,'99)

 下半身用にタミヤのL型用パーツを入手してあったのでグンゼのパーツと比較してみた。転輪については写真右のグンゼもプラ製だが、明らかにタミヤの方がよく出来ている。試しにタミヤの転輪を差し込んでみたが、特に加工も必要ないようなのでそのまま使うことにした。上部転輪についてはそのままだと外側に飛び出すので加工が必要だが、こちらはあまり変わり映えがしないのでグンゼのものを使った。起動輪と誘導輪もせっかくメタル製のものが付属しているのでこれもキットのものを使用した。

 予備転輪もタミヤのものに変更するので、取り付け金具は台座のみキットのものを切り取り、そこにタミヤのパーツを接着した。切り取るのは結構苦労したが、予備転輪を乗せたら取り付け金具は見えなくなるのであった(^^;。

 メタルパーツで武装して重量のあるIII号戦車になるので、履帯もフリウルのメタル製を調達した。キットにはモデルカステンの非可動式が付属しているが、現在のプラ製グンゼIII号のものよりは良くできている。購入したのは古いタイプのカシメ式のもので、組み立て自体はカステンの可動式よりも簡単だった。治具の上に載せて3箇所押しつけるだけだが、強く引っぱれば分解してしまうのかもしれない。

 前回製作した工具や予備転輪をフェンダーに取り付けた。ハッチは同じグンゼのアフリカ軍団戦車兵セットに付属しているメタル製のものを使用した。キューポラの2枚ハッチはよく見ると敗鉄苦III号に元から付属しているものと全く同じだが、左側面ハッチは開状態を前提としてロックレバーが別パーツになっているのでいい感じだ。あとは溶接痕をタミヤパテで適当に付けて組み立ては終了とした。

 全体に缶入りサフェーサーをかけた。この時点で各転輪や履帯は接着していないので、別々に塗装し仮組み状態で写真を撮った。メタル製履帯には缶入りメタルプライマーのみ吹きかけてある。





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