豪兵の組み立て(Mar 4,'01)

 このオーストラリア兵もブロック除去やパーティングライン消しの後に仮組みしてみたが、パーツの合い自体はいいようだ。しかし半ズボンの裾がただの平面になっている。このスケールでここにフラットブラックを塗って誤魔化す訳にはいかないので、足パーツの膝断面に合わせて大腿の形に彫り込んでおく。パーツ表面の欠損部はパテで修正する。ヘッドキアは鉄帽と帽子の二種類入っていて選択するようになっているが、今回はオーストラリア兵の特徴ある帽子を使うことにする。

 説明書によると抜こうとしている銃剣は自作することになっているので、0.5mmプラ版を削って作った。鞘と銃剣が一直線にならないと不自然なので、右腕と鞘は同時に接着する必要がある。

 両手両足と頭部も接着して組み立てが終了した。ちなみに接着面の隙間埋めにはパテは使わず瞬間接着剤を流してからレジンの粉(削りカスをフィルムケースに集めたもの)を充填している。レジンと一体化するので隙間は完璧に埋まるし、接着も強固になる。

 エンフィールド小銃のストラップ、水筒のベルトと金具はエバーグリーンと真鍮線で自作した。

 サフ吹きしてから肌の部分にMr.カラーNo.51を吹いて下地塗装した。ペトロールに侵されないのでエナメルより都合がいい。日本兵と一緒にグンゼの「ディオラマベース(小)」に配置してみた。目一杯離したが、それでもちょっと距離が近すぎるかもしれない。日本兵は飛び道具を向けているし、これだと一瞬で勝負がついてしまうかな(^^;。





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