1999年5月18日/名義変更
 5月6日より全国的に希望ナンバー制となり、当地の陸運局でも受付が始まりました。そこでこれを機会に名義変更することにしました。名義変更というと車の売買かと思われますが、私の車の購入当時はまだ東京に帰る可能性もあったため、実家の名義で八王子ナンバーになっていたのでした。走7000km2年落ちを東京のディーラーで購入しましたが、取得税は県税なので都外ナンバーに移すだけでかかる数十万の取得税が、東京で兄が乗る場合はかからなかったのもメリットでした。まず車庫証明を取りに行きましたが、その時左写真のパンフをもらいました。車庫証明にかかった費用は4250円(手数料含む)です。

 番号の予約は前もって必要なため、家族に予約センターに行ってもらいました。希望したナンバーはお決まりの数字ですが、ひらがなについては希望できないようです(写真のひらがなは画像処理してあります(^^;)。この番号は変わり者しか希望しないのですんなり予約できましたが、1桁や切り番やぞろ目などは抽選になります。予約後一週間でナンバープレートが出来上がるそうですが、支払いは前払いになります。ナンバーの値段(これは購入する物だと初めて知りました)は通常のものより割高で、ペイント式で4060円でした。

 必要書類は左の写真のものの他、当然車検証原本が必要です。私本人が譲受人なので委任状は譲渡人のもののみ、譲渡人の住所が車検証と同じなので住民票は必要ありません。手続きには当該車両で行く必要があり、家族でカレラ4を運転できるのは私だけなので午後の仕事を休んで手続きに行くことになりました。

 出発前にナンバーの(盗撮防止には役に立たないので有名になった)カバーを外しておきます。別に車検を受けるわけではありませんが、車検場と同じ場所だし難癖付けられるのはいやので(^^ゞ。外してネジを締めようと思ったけど、カバーの分だけ浮き上がった部分が錆び付いていて無理に締めない方がいいようです。途中でカーショップに寄ってナンバー用の長めのボルトを買って行くことにしました。

 登録の受付場所は正確な名称はわかりませんが、建物は自動車会館というらしいです。ナンバーの予約センターもこの中にあります。横に車検場、奥に陸運事務所が別棟で隣接しています。

 先ず自動車会館に入り受付で名義変更に来た旨話しました。2〜3箇所窓口を移って用紙代110円と自動車検査登録印紙代500円を払い、そのまま用紙を全部持って奥の陸運事務所に行くように言われました。この時クリップにはさんだ印紙を落とさないように注意されましたが、落とす人がたくさんいるんでしょう。

 別棟の陸運事務所と言われた(と思う)建物に行きましたが、看板は自動車検査登録事務所となっています。カウンターに行くと人の良さそうなお兄さんが申請用紙の書き方を教えてくれたので、言われるままに必要事項を記入しました。作業自体は簡単です。

 ところがここで問題が発覚しました。前の車検証の車台番号がWP0ZZZ-----となっているんですが、正しくはWPOZZZ-----なんだそうです。こう書くと何のことかわかりませんが、ポルシェの車台番号の初めはWPオーZZZとなるべきところ、WP零ZZZとなっているんだそうで(゚゚;、初年度登録の東京の陸運事務所が間違えたらしいです。「申し訳ないが択を取らせて下さい」ということになり、係の人と色々探し回ってやっとフロントフードの中に発見しました(そう言えば今まで見たことがなかった(^^;)。転写テープを貼った上から赤鉛筆でなぞって択を取られました。

 そのまま古いナンバープレートを外して抹消手続きをしてからもう一度陸運事務所に来るように言われました。後部は封印をマイナスドライバで破らなければなりません。

 前後とも外し終わりました。親しんだナンバーともこれでお別れです。外したプレートを自動車会館の窓口に持っていきましたが、汚くてきれいなおねえさまに渡すのは躊躇われました(^^;。

 古いナンバーと引き換えに自動車登録番号標返納証明書を渡され、これを再び陸運事務所の建物に持って行きます。何回も行き来するなら同じ建物かせめて隣接していてもらいたいと思いましたが、何か理由があるのかもしれません。実際に公道に一回出ないと車では決して行けないような構造になっています。

 陸運事務所での手続きが終了し、またまた自動車会館内の県税窓口に行くように言われました。また本来は陸運事務所の駐車場に止めるべきなのでしょうが、私の場合自動車会館の前に止めてあるので新しいプレートを受け取る時にそのことを告げるように言われました。カウンターでまた同じような項目を車検証から言われるままに転記し提出しましたが、ここで10ヶ月分の自動車税を払うように言われたのでした(゚゚;。まさかここでそんな出費があることは予想していなかったので、銀行のCDまで行かなければならない旨告げると、「新ナンバーを付けて車でCDに行っていい」と行ってくれたのでした/(^_^)/。新ナンバープレートを別の窓口で「買って」付けるように言われました。

 新しいナンバープレートを受け取りました。ひらがなは画像処理してあるので漢字が認められている訳ではありません(^^;。私の場合前払いということで当然お金は取られませんでした。窓口ではナンバープレートを取り付けてそのまま車で陸運事務所の駐車場に行って待つように言われました。封印していない状態で行ってもいいのかと思いましたが、行けと言うからにはいいんでしょう。

 一回公道に出て陸運事務所の駐車場で待っていると、封印おじさんがやって来て写真を撮る間もなく一瞬で封印して新ナンバーの装着が完了しました。このまま銀行のCDがある場所に行き、自動車会館の県税窓口に引き返しました。

 自動車税を納付して時間的には1時間強の手続きは全て完了しました。書類を見ると実は心配していた取得税の課税標準額が何と十万円になっています。中古車は6年経過すると取得税がかからないという話は聞いていましたが、ショップの話では外車は売買の際の価格がある程度以上の場合、まだ取られるかもしれないと言われていたもので(^_^)v。値段が下がらないようなヴィンテージカーじゃないからいいんでしょう。

 新しいナンバープレートを付けたおしりの記念写真を撮りました。今後も長いつき合いをしようと思うナンバーなので、フロントには盗撮防止には役に立たないので有名になったカバーを保護の意味で取り付けました。





ご意見、ご希望、苦情、ファンレター等はメール掲示板