1999年10月10日/ドナー到着
 エンジン換装の方向で話が進んでいましたが、お金をかけて92年式RSのエンジンに換えたところで車体は重いカレラ4のままだし、それだけの出費をしても今までと同じ現状復帰というのも面白くないと思っていました。そこで993のエンジンに換装することを考えていましたが、引き取りに行っていただいたエンジン移植のドナーとなる事故車の993が到着したのでショップに見学にお邪魔しました。自分のカレラ4はまだエンジンのない哀れな姿です。

 993の事故車は掲示板でしんさんから雑誌「くるまにあ」の9月号に載っていると教えていただいたカープラザナビという解体屋さん?の96年式タルガTipです。当初雑誌に載っているようにヴァリオラムエンジンのみを68万円という破格値で売ってもらう目論見でしたが、何故かその値段では出せないということでした。しかし補器類も必要になるので事故車丸々購入してもらってエンジン・補器類を分けていただくことになりました。

 前方から強く当たったようでフロントフードは大きく歪み、ガムテープで固定されています。とても自走できる状況ではないのでやはり廃車しかないでしょうか。絶対こうはなりたくないですね(+_+)。

 オイルクーラーのある右前部は大きくえぐれグチャグチャです。右前輪も欠損していますが、フレームには当たっていないらしいです。電柱か何かにぶつかったんでしょうとのことでした。

 コクピットは一応付いています(^^;。ステアリングに汚い雑巾が掛かっているなと思ったらエアバッグが作動したようです。運転者は大丈夫だったんでしょうか。

 前方のひどい状況に比べて大切な後の方は被害が少ないようです。エンジンフード+スポイラーは外されていますが、Bさんによるとエンジンからのオイル漏れは一滴もないし、エアコンのガスもちゃんと入っているそうです。走行距離は9000kmで、ちょうど慣らしが終わったあたりでしょうか(^◇^;)。

 下回りも問題ないそうです。これから配線・配管を確認しながら993のエンジンを降ろし、換装しなければいけない補器類を入れ換えて、それから帳尻が合うように合わせていくということです。どんなに大変な作業かは想像もできませんが、話が具体的になってきたので出来上がりがすごく楽しみです。





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