1999年10月30日/エンジン移植
 仕事が休みだったので久々にショップにお邪魔しました。前回から二週間経っているのでもしやと思っていましたが、やはりエンジンの装着は終わっていました。昨晩Bさんが夜の11時までかけて作業してくれたそうです(ご苦労様でした)。

 ドナーの993はきれいにエンジンが抜かれてしまっています。ご苦労様でした、そしてありがとうと言ってあげましょう。

 感動的な光景です。ファンのガードの右上に傷があるのを覚えていましたが、その同じエンジンが964にスッポリ収まっています(そう見えます)。しかしちょっと問題が発生したそうです。

 964のM64/01エンジンと大きく違うのは銀色のヴァリオラムユニットが上に鎮座していることです。オイル配管や配線がまだなので始動することはできません。

 ドライブシャフトもまだミッションに接続されておらず、だらっと下がっています。

 マフラーは993のものが装着されています。これで22ps、ヴァリオラムで13psアップになり、これを付けないとメリットが半減以下になってしまうのでこれを付けないわけにはいかないと言われました。それはそうですね。

 993から外したエンジンハーネスです。これは最初から交換した方がいいということで新品を付けて貰いましたが、外したものはティプトロ用なので使えないそうです。今の新品は汎用になっているのでどちらにも使えるとか。

 発生した問題の第一は排気系です。真ん中のマフラーから左右二本出しになるわけですが、964は基本的にナローから幅が変わっていないのに993になってからワイドボディになっているためファイナルマフラーが収まるかどうかわかりません。後のバンパーステーが付く突起はパイプと干渉するので切除が必要なようです。

 左より右の方がさらに大きく干渉するので切除範囲も広くなりそうです。ここを切除しても強度的には問題にならないらしいし、エンジンを964のものに戻すことはもうないのでやはり切除することになるでしょう。排気系はBさんに頑張って加工していただくことになりますが、前より音がうるさくなることは覚悟しておかなければなりません。

 第二の問題は・・・、何とリアフードが閉まらなくなってしまいました(゚゚;。こういうことはエンジンを載せてみるまでわかりませんね。勉強になります(カナシイ(i_;))。

 どうやら銀色のヴァリオラムのユニットと可動式リアスポイラーのドライブユニットが干渉しているようです。同じ993でもヴァリオラムなしのものなら問題なかったんでしょう。取りあえずリアスポイラーは出た状態で固定しておいて、干渉しない固定式スポイラーを探すことにしようと思います。






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