2001年4月8日/車検終了
 先月の末車検のためカレラ4をショップに預けていましたが、その作業が終わったということで受け取りに行きました。交通の便の良くない場所にあるので今までは鬼妻のお世話になっていましたが、近くに住んでいる模型サークルの澤野君が356を購入したので、それからは彼のお世話になっています。知り合いのビートルショップの関係でイベントがあるということなので、盛岡の駅でピックアップしてもらい会場の御所湖に行きました。

 会場には100台以上のVW関係の車が所狭しと展示されていて中古車展示販売場のようでしたが、全てオーナーの大事な愛車です。356スピードスターが2台ありましたが、インターメカニカのレプリカのようです。とてもきれいに手入れされていて、会場でもオーナーの方が全身を磨いていました。

 もう一台はかなりふくよかにフェンダーを拡げたモデルで迫力があります。これもインターメカニカから販売されていたモデルらしいです。

 すごくビックリしたのがやはりインターメカニカ製のキューベルワーゲンです。雑誌で見たことはありますが、実車を間近で見るのは初めてです。隣のサイドカーはBMWのエンブレムが付いていましたが、750よりは小さい感じでした。シャフトドライブでちゃんと側車にも駆動軸が通っていましたがこれもレプリカでしょうか。

 キューベルワーゲンのエンジンです。ビートルと同じなのでメンテは簡単なんでしょう。

 出展車の大部分はビートルですが特に魅力的な古い車もありました。かなり良好なコンディションで維持されているようでした。

 リアがスプリットウィンドウのさらに古いタイプもありました。これなんかは軍用タイプの塗装にしても合うような気がします。

 最近見かけなくなったカルマンギアも出ていました。これもRRレイアウトの車なんですね。

 きれいに3色で並んだワーゲンバスです。これもエンジンが同系統というのも不思議な感じです。

 会場を後にして澤野君と言えばお約束の鶯宿温泉の不思議な混浴風呂に入った後ショップに到着、作業場には3台の911が入庫しており他のお客さんも何人かみえていました。

 外では愛車のカレラ4が待っていました。肝心の車検の方は大手術から日が浅いので特に交換部品はありませんでした。「ブレーキの効きが良くなったと思うので一回りしてきて下さい。」と言われ試乗したところ確かに効きが良くなっていましたが、それよりもパーキングブレーキの遊びが小さくなり効くようになったことに驚きました。ミツワで購入時に思い切り引かないと効かないので注意してと説明され、今までポルシェのPブレーキはそういうもんだと思いこんでいたので。

 とてもきれいに維持されたナローです。このように大事にしているオーナーは手放さないし、最近は玉数が少なくなっているようですね。

 これもピカピカのSです。Bさんはナローを買うなら最初にいい状態のナローに巡り会うことが重要だと言っていました。

 作業場でジャッキアップされブレーキの整備を受けているSです。年間12000kmは走るそうですが、ちゃんとメンテされていればいつまでも乗れる車だと再認識しました。

 エンジンルームはホコリ一つない程きれいで、これが30年前の車とは信じられません。ボルトの頭にも傷が付いていないので手を入れてもケガしないんだそうです。今回はきれいなナローをたくさん見られてラッキーでした。ちなみにレストア予定の澤野君の356は梅雨明けに入庫予定とのことでそちらも楽しみです。





ご意見、ご希望、苦情、ファンレター等はメール掲示板